? 研究・実験内容 | 生命科学図書館エリア | 大阪大学データビリティフロンティア機構 映像解析技術を用いた人物行動解析に関する実証的研究

映像解析技術を用いた
人物行動解析に関する実証的研究

映像の解析を通して、人々の行動を理解し、社会に活かす

生命科学図書館エリア

研究・実験内容

実験概要

大阪大学データビリティフロンティア機構では、生命科学図書館に48台の実験用カメラを設置し、 「映像解析技術を用いた行動解析に関する実証的研究」を実施させて頂きます。
本実験では、生命科学図書館内の通路等を 皆様が自然に往来する様子を映像データとして撮影させていただき、撮影映像を映像解析技術の開発や評価に利用します。
なお、本実験実施にあたり、研究倫理委員会の承認を受けております。

研究目的

 本研究の目的、目標及び利用する手法は次の通りです。

<研究目的>
映像センサーを用いたシステムの、社会の安心・安全の確保に係る分野(防災・防犯等)への適用に向け、映像に基づく行動解析技術を構築
<目標>
  • 実環境下での高精度 人流推定/人物認証/人物検出の実現
  • 個人及び群衆行動解析,人物行動/動作/状態の認識等
<手法>
顔や歩容などの人物映像を処理して得られる特徴を多数利用し、解析を行います。

実験目的・実験内容

生命科学図書館に設置した実験用カメラを用いて
  • 通路等で皆様が自然に往来する様子を映像データとして撮影します。
  • 撮影映像を映像解析技術の開発や評価に利用します。
実験説明会や一般参加型ワークショップを通して
  • 人物映像解析に期待すること、またカメラ運用への不安要因を聴取します。
  • 聴取した意見を評価・分析し、カメラ運用の在り方を検討します。
実証実験フィールドとして
  • 映像解析技術を用いた不審人物検出をおこないます。
  • 省エネ実現の実証実験をおこないます。

データ使用・管理方法

<利用目的の限定>
データ取得時に通知した研究目的の範囲内でのみ利用します。
<利用場所の限定>
データは産業科学研究所及びサイバーメディアセンター内の指定エリアのみで利用します。
<データ利用者の限定>
所定の手続きを踏み,承認された者のみが利用できます。データの利用者は本実験用Webページの「データ利用者」で名前を公表します。 データの取扱い詳細については「プライバシーポリシー」に記載しております。
<データ管理方法>
以下の対応をします。データの取扱い詳細については「プライバシーポリシー」に記載しております。
  • 個人情報へのアクセス管理
  • 個人情報の持出制限
  • 外部からの不正アクセス防止のための措置
  • 情報管理責任者の設置
  • 安全管理のための教育/研修の実施

実験用カメラ

<実験用カメラの外観・設置場所・撮影エリアの概要>
実験用カメラ