映像解析技術を用いた
人物行動解析に関する実証的研究

映像の解析を通して、人々の行動を理解し、社会に活かす

生命科学図書館エリア

プライバシーポリシー


国立大学法人大阪大学データビリティフロンティア機構は、人物映像解析技術の確立のために、生命科学図書館における実証実験用カメラシステムから取得・保持する個人情報のうち、実験用に取得・保持する個人情報の取扱いに関し、個人情報保護の重要性を認識し、以下の方針に基づき、適切な管理に努めます。

 

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映像解析技術を用いた人物行動解析に関する実証実験

国立大学法人大阪大学データビリティフロンティア機構

複数の実証実験用カメラを用いて撮影した映像から、人流計測技術や人物認証、人物理解などの人物行動解析の技術開発に有効なデータを収集し、技術の確立のために利用するとともに、技術を用いた実証実験を実施する。また、このような技術開発のためのデータ収集や実証実験を実施するにあたり、人々の受容性を左右する要因を探るとともに、必要となる合意形成プロセスの検討を行う。

本実証実験で取得する個人情報は、上記研究目的のうち、取得時に通知した目的を達成するために必要な範囲においてのみ利用します。

本実証実験では、実験用カメラにより人物映像をデータとして取得し、研究に利用します。データ取得時には、以降で記載する方針により、 利用目的等を明示してデータを取得します。データ取得の際には偽りその他不正な手段により個人情報を取得しません。

(1) 実験用カメラ設置場所及び撮影エリア:

本実証実験においては、生命科学図書館内に実験用カメラを設置します。実験用カメラの種類や設置場所及び撮影エリアは本実証実験用のウェブサイト等で公開します。

(2) 対象者:

本実証実験において、実験用カメラ稼働時に実験用カメラ撮影エリア内にいる人物(生命科学図書館の利用者、図書館職員、業務従事者、来訪者等)が撮影対象となります。

(3) カメラの実験用目的稼働時の通知方法:

実験目的でカメラを稼働している旨を広く通知する。通知方法は、本実証実験用のウェブサイト及び、生命科学図書館入口での立て看板またはポスター等とします。通知内容(以下「事前通知内容」という)は次のものです。

  • 研究目的
  • 実験目的・内容
  • 実験(撮影)時間、実験(撮影)場所、撮影エリア
  • データ使用方法、データ管理方法
  • データ削除依頼方法
  • 問合せ連絡先(部署名、担当者名、電話番号、URL、メールアドレス)

また、実証実験実施に関する説明会も定期的に実施します。

(1) 取得される個人情報

本研究においては、次の個人情報を取得・利用します。個人情報は本研究目的のうち、取得時に通知した目的を達成するための範囲内でのみ取り扱い、通知した目的以外では利用しません。

  • 映像情報:カメラを通して撮影される、人物の行動映像情報
  • 特徴量情報:映像情報を処理して得られる個人識別能力を有する特徴

(2) 個人情報の共同利用(第三者提供)

法令の定めがある場合を除き、個人情報の共同利用及び第三者提供はしません。

(3) 個人情報の保持期間

本実証実験で得られた人物映像データ等の個人情報は、実証実験期間終了後10年間を経た後に、責任をもって破棄します。ただし、研究論文等の外部に発表した研究成果に用いた人物映像データ等については、「大阪大学における研究データの保存等に関するガイドライン」に従うものとし、研究成果発表後10年を経た後に責任をもって破棄します。

(4) 匿名加工情報

個人が再識別できないように加工された匿名加工情報については、第三者提供することがあります。

(5) 削除依頼への対応

情報の削除を希望する場合には、削除を希望するために必要な情報(依頼者氏名、所属、連絡先、日時、場所)を記入した削除依頼書を問合せ窓口に 送付・提出してもらうことで、合理的な手続きで対応可能な範囲において、該当するデータを解析処理対象から外す手続きを実施します。 解析対象とならないデータは削除します。削除依頼書は実験ウェブサイトから入手できるようにします。

(6) 苦情に対する対応

本研究において、個人情報の取扱いが適切ではないとの苦情があった場合には、適切な処理に努めます。

本実証実験は、独立行政法人等の保有する個人情報の保護に関する法律に則り実施します。

本実証実験で取り扱う個人情報の安全管理措置を徹底するため、本実証実験の遂行に当たり、適切な技術的保護措置、組織的保護措置を講じます。

【技術的保護措置】

(1) 個人情報へのアクセス管理

  1. 本実証実験専用に個人情報を格納するサーバー及び記録装置(以下「本実証実験用サーバー」という)を用意し、個人情報は本実証実験用サーバーに保存します。本実証実験用サーバーは、施錠可能な部屋に設置された施錠可能なサーバーラックに収納し、施錠管理を行います。
  2. 本実証実験用サーバーへのアクセス権限者を限定するとともに、アクセス権限者毎にID、PWを割り当て、アクセス制限をします。アクセス権限者は、情報管理責任者の承認の上で決定され、情報管理責任者がアクセス権限者リストを作成して管理します。
  3. 本実証実験用サーバーへのアクセス状況を監視するために、アクセスログを記録し、保管します。
  4. (2) 個人情報持ち出しの制限

    個人情報を実証実験用サーバーから取り出して、外部記録装置に記録し、移動する場合には、情報管理責任者の承諾を得た上で、暗号化した状態で保存し、移動するものとします。また、正規の手続きを踏んだ場合でも、暗号化された個人情報を保存した外部記録装置は、大阪大学キャンパス外には持ち出しません。

    情報管理責任者は、外部記録装置へのコピーリストを作成し管理します。また、アクセス権限者が、個人情報を他のパソコンに複製し利用する場合には、情報管理責任者に書面で複製申請をし、承認を得ることにします。さらに、複製を保存しているパソコンは、アクセス権限者のみが利用できるように ID、PWで保護するとともに、他のネットワークとは接続せずに利用します。

    (3) 外部からの不正アクセス防止のための措置

    本実証試験用に専用ネットワークを構築します。本研究用の専用ネットワークには、実証実験用カメラ、本実証実験用サーバー、記録装置及び情報管理責任者が許可したアクセス用PCのみからなります。アクセス用PCはID、PWにより保護し、アクセス権限者のみが利用可能とします。また、アクセス用PC はリストを作成し、管理します。

    【組織的保護措置】

    (1) 情報管理責任者の設置

    個人情報へのアクセス管理責任者として、情報管理責任者を2名任命し、情報管理を行います。情報管理責任者は、本研究における個人情報の漏洩防止及び適切な管理のための必要な措置を講じます。

    (2) 安全管理のための教育/研修の実施

    個人情報を取り扱うアクセス権限者に対し、利用するデータが個人情報であることを周知するとともに、データ流出・漏洩が発生しないように、定期的(新規の場合は随時)に情報管理に関する教育/研修実施し、情報管理を徹底します。

    (3) 連絡体制の整備

    本実証研究にかかわる個人情報が漏洩(紛失、盗難等を含む。)したときは、アクセス権限者は情報管理責任者に速やかに報告するとともに、大阪大学の規則に基づき、保護管理者へ報告します。また、情報管理責任者は、状況を確認するとともに、漏洩の原因を究明し、再発防止の措置を講じます。

本プライバシーポリシーは、定期的に見直しを行い、必要に応じて改善します。改善した場合には速やかに本実証実験ウェブサイト上に掲載します。

〒567-0047 大阪府吹田市山田丘2-8
大阪大学データビリティフロンティア機構
電子メールアドレス: scp-contact☆ids.osaka-u.ac.jp (☆を@に変更してください)
実験用ウェブサイト: http://www.ids.osaka-u.ac.jp/smartcity-project/CT/