研究・実験内容
実験概要
- 大阪大学データビリティフロンティア機構では、センテラスエリアに16台の実験用カメラを設置し、「人物行動解析に関する研究」を実施させて頂きます。
- 本実験では、センテラスエリアの通路等を 皆様が自然に往来する様子を映像データとして撮影させていただき、撮影映像を人物行動解析技術の開発や評価に利用します。
- なお、本実験実施にあたり、研究倫理委員会の承認を受けております。
研究目的
本研究の目的、目標及び利用する手法は次の通りです。
- <研究目的>
- IoTやビッグデータ等の活用により、人々が健康で豊かに生きるための様々な分野の新しい製品・サービスの創出
- <目標>
- 人流計測技術や人物認証・人物理解などの人物行動解析の技術開発や商品開発に有効なデータ、データ解析の講義等で利用可能なデータを収集
- 人物行動解析技術の確立
- 多数の映像ストリーム解析やデータ管理技術等の基盤技術の開発
- 各種センサを用いた人物行動解析を社会実装するために重要となりうる要因やプロセス等に関する情報収集
- <手法>
- 顔や歩容などの人物映像を処理して得られる特徴を多数利用し、解析を行います。
実験目的・内容
- センテラスエリアに設置した実験用カメラを用いて
- 通路等で皆様が自然に往来する様子を映像データとして撮影します。
- 撮影映像を映像解析技術の開発や評価に利用します。
- 実験説明会や一般参加型ワークショップを通して
- 人物映像解析に期待すること、またカメラ運用への不安要因を聴取します。
- 聴取した意見を評価・分析し、カメラ運用の在り方を検討します。
- 実証実験フィールドとして
- 映像解析技術を用いた不審人物検出をおこないます。
- 省エネ実現の実証実験をおこないます。
データ使用・管理方法
- <利用目的の限定>
- データ取得時に通知した研究目的の範囲内でのみ利用します。
- <利用場所の限定>
- データは産業科学研究所及びサイバーメディアセンター内の指定エリアのみで利用します。
- <データ利用者の限定>
- 所定の手続きを踏み,承認された者のみが利用できます。データの利用者は本実験用Webページの「データ利用者」で名前を公表します。 データの取扱い詳細については「プライバシーポリシー」に記載しております。
- <データ管理方法>
- 以下の対応をします。データの取扱い詳細については「プライバシーポリシー」に記載しております。
- 個人情報へのアクセス管理
- 個人情報の持出制限
- 外部からの不正アクセス防止のための措置
- 情報管理責任者の設置
- 安全管理のための教育/研修の実施
実験利用センサ
- <実験用カメラ>
- <実験用レーザレンジセンサ>